Flash:第13章 多少なりとも歴史を
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第13章 多少なりとも歴史を
旅の愉しみは帰ったあとにもある。
旅はいろいろなきっかけをつくる。 1492年、イスラム最後の王がグラナダを去る。
キリスト教によるイベリア半島回復戦争が完了する。 Back Next トップに戻る |
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イサベル女王が死に、12年後にフェルナンド二世も死ぬ。
両国王の次女であるフアナの、その長男が次の王になる。 カルロス一世は単なるスペインの王だけではない。
ハプスブルク家出身でヨーロッパで冠たる血筋を持つ。 さらに領土はヨーロッパの外にも及ぶ。
メキシコのアステカ帝国やインカ帝国と征服を重ねる。 |
息子のフェリペ二世に王位を継がせる。
在位期間は16世紀後半の約40年間だ。
ただし、神聖ローマの帝位とオーストリアの領土は、 だが、両家はヨーロッパのなかで優位な立場を保持し続ける。
ウィーンとマドリードとは婚姻によって結びつきを深める。 さすがのスペイン帝国も衰えをみせる。
1588年に帝国が誇る無敵艦隊が敗北する。 そして、1621年、フェリペ四世へと引き継がれる。
帝国が衰え始めたころ、芸術・文化は繁栄期を迎える。 パックツアーでスペインへ 2012/6/29 記 |