自己流メーリング考 第一章 不安 1.ネット特性の光と影 |
話は古く(?)なりますが、2000年6月の
「熟年からのインターネット」で「インターネットが
連れてくる『不安』と『不満』」を書きました。 あれから1年半がたちますが、あまり変わらない心情 です。第一章はインターネット体験の初期段階で感じ た『不安と不満』を書き移すところから始めます。
それは漠然としたものですが、インターネットを
使い出して感じたことです。 |
インターネットは確かにすばらしいものです。 これまでに体験したことのない世界に導きます。それ はインターネットが持つ、次の特性によるところが大 きいです。
1. 広域性 |
3. 開放性
たとえば、いま書いているこのメルマガも一昔前に
は考えられなかったことです。 |
これまでなら、出会うことがなかったであろう方々と
このようにお話できるのは、インターネットが持つ
広域性であり、開放性にあります。 しかし、このようにインターネットが持つ特性は いい面ばかりが現れるとは限りません。光だけでなく、 影もあります。負の顔も持っているのです。 |
『広域性』は、あらゆる人々に情報が飛んでいくこと
です。このことは、歴史、文化という背景がまったく
違う人々の間で情報が飛び交うことを意味します。
これまで出会ったことのないタイプの人と話しをする
局面にぶつかるのです。誤解の芽はそこらじゅうにあ
ります。 |
『簡便性』、これも簡単で便利であること自体はいい
のですが、便利さゆえに、とんでもない過ちもおかし
ます。送ってはいけない人のところに送ってしまった、
なんときなしにクリックしたら、有料ページだった、
無意識に他人の文章をコピーして使ってしまった、
などの話はよく聞きます。 |
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