眠りこく

自分では卒業旅行と称しているのだが、芭蕉の「奥の細道」をたどる小旅行に出た。

早朝に三鷹を出発、荷を積めこんだザックを網だなに置く。もうこの時間から出勤する人も大勢いる。違和感を感じながら、そとに目をやる。(六時三十分)

  眠りこく通勤びとのそのうえの

    赤いザックのほそ道は発つ


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