百代の

早朝の東京駅、山形新幹線も初めてだ。芭蕉は千住で「行春や鳥啼魚の目は泪」と別れを惜しんでいるが、こちらは見送る人もなく、イージーな旅立ちだ。しかし、姿、形は違っても、旅にはかわりない。(七時三十分)

  百代の過客の姿かへれども

     旅はなにかを生む予感に満ちる


next return (僕の奥の細道 top) 熟年からのアーカイブのトップへ戻る
inserted by FC2 system